マラソンの練習の基本は、走る事だと個人的には考えていますが、ロードバイクを取り入れた練習も効果があると思います。
マラソンと同様、ロードバイクでの走行は、有酸素運動であり、心肺機能の向上や筋肉トレーニングの効果が期待できます。
それに、マラソンの練習で故障した場合のリハビリとしての活用にも、効果があると思います。
ただ、マラソンとロードバイクで使用する筋肉や体の使い方は当然違いがあり、マラソンに無駄とされる筋肉の強化につながる可能性も認識しておくことです。
マラソンとロードバイクの練習での共通点は?
マラソンとロードバイクの練習での共通点は、両方とも足を利用して走る有酸素運動であることです。
どちらの練習においても、心肺機能の向上や強化の効果や、足の筋肉の強化にもつながります。
スポーツの種類の違いがあるため、競技自体の体の使い方の違いの影響はあるものの、基本的な体幹トレーニングを含めた基礎体力の強化にはどちらの練習も共通します。
ロードバイクでの練習においては、ギヤ比を変えることで、足にかかる負荷を変化させることが可能で、効率的な筋力トレーニングにもつながります。
しかし、あまりに重いギヤ比を選択した練習では、無酸素運動になってしまい、マラソンの練習にはならなくなりますので、その点には注意が必要です。
ロードバイクでの練習のやり方と注意は?
ロードバイクでの練習のやり方と注意は、前述したギヤ比の設定には注意が必要で、無酸素運動にならないようにし、有効な練習につなげます。
ロードバイクでの練習もマラソンの初心者の練習方法と同様に、距離ではなく、走行する時間と平均心拍数を目安に行います。
220から自分の年齢を引いた数字を最大心拍数とし、この60%程度の平均心拍数での運動負荷をかけた練習を心がけて、時間に注目して行います。
マラソンの走り込み練習と同様に、30分を目安とした練習強度と量の設定をして、調整してみます。
ロードバイクでの練習は、走ること自体とは少し違うものの、マラソンの練習の気分転換にもつながり、故障のリスクを減らした練習が可能で、筋力の強化が期待できます。
マラソンの練習は走ること以外のもので気分転換も?
マラソンの練習を継続していると、精神的な浮き沈みもあり、気分転換にロードバイクを利用した練習の方法もあります。
ロードバイクを利用した練習も、マラソンと同様、有酸素運動であり筋肉トレーニングの効果と心肺機能の向上をはかることが可能です。
しかも、マラソンと違い、路面との衝撃での足の故障の可能性を低減させたトレーニングが可能です。
あくまで、ロードバイクの使用は、マラソンの練習の補助的なものと認識した活用をすることをおすすめします。